多くの人がスマートフォンやタブレットを持つ時代になった影響で、アプリケーション開発の需要が着実に伸びてきています。
自社開発を行いBtoCで有料アプリケーションを売るケースもあれば、マーケティングツールなどを使いたいという企業の希望に応じて開発するBtoBのケースもあります。どちらのケースでもJavaがよく用いられるようになっており、アプリケーションエンジニアにはJavaを中心としたスキルセットが必要とされているのが現状です。
Javaでプログラムを書くこと以外にどのようなスキルが求められているかは現場により多少違いますが、スキルセットに最低限含まれているべきものはほとんど同じです。
アプリケーションエンジニアとしての知識や技術面で最も重要視されているのが、デバイスに関する知識です。
ディスプレイのサイズが小さく限られたスペースしか使えないのがスマートフォンの特徴で、機種ごとにサイズも違うことを考慮して柔軟に対応できるアプリケーションに仕上げなければなりません。さらに、インターフェースを考えても、使えるボタンの特性やタッチパネルの有効性についても、深い理解がないと操作性が優れているアプリにはならないでしょう。
このような操作性とデザインをニーズに合わせることも重要で、ユーザーがどのようなニーズを持っているかに関する広い見識も求められています。可能であればニーズに合った仕様に仕上げるだけでなく、売れる企画を立ち上げてアプリケーションを開発して欲しいと考えられています。